造形作家の助手を経て20数年前より
独創的手法と表現で和紙造形(アート)を創作してきました。
主に西洋モチーフを和紙で作り出す・・・
ある意味このギャップに観る人の興味と注目を集めてきました。
「和紙アート制作方法」
まずメタルメッシュの原型を作り、その上に和紙原料の楮などで
「ため漉き」や「かけ漉き」などをした後に作品のイメージに合わせて
・装飾和紙を重ねたり
・着色を施したり
・型の一部を切り取ったり
自由な発想で独自の和紙アートを制作しています
ペガサス
輝くブルーの世界がペガサスと月を照らす
未知への挑戦 躍動する想いを
ペガサスに重ねる作品
楮にパルプ・ネリを調節して配合しゆっくりかけ漉きをします
乾いたら薄い装飾和紙を重ね
銀色や青色で着色し強弱をつけます
レリーフ 105 ×74×12
踊るヴィーナス
2000年の眠りからさめ イタリア・シチリア沖で
海底から引きあげられた
古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」に
感動しリスペクト
そして制作したのがこの「踊るヴィーナス」
立体像 80×60×20
「踊るヴィーナス」は
楮とやや多めのパルプを何回も
かけ漉をして乾かしその上に茶楮紙を張り重ね
金・銀色、ブルーなどの色を施して
海底から引き上げられたブロンズ像を表現しました
そして
踊るサテュロス 朽果てた印象を出すために
大胆に引き裂く手法を取りました。
2005年に東京国立博物館にて展示、
その後「愛知万博イタリア館」で展示される
総重量108kg 高さ2m50cm
イタリアでの初個展から15年後の2017年に
今まで額装中心の和紙アートを
掛軸にしました
平面が常識だった掛け軸に和紙の立体を !!
こうして生まれたのが「掛け軸-和紙アート」です
大いなるギャップと心地良いミスマッチ感に挑戦しました
「床の間の設え」にこだわらず「何所にでも・誰にでも」
気軽に掛けられるインテリアになる様にコンパクト(34×80㎝)な掛け軸に致しました
身近な場所で「掛け軸・和紙アート」を楽しみましょう
インフォメーション欄 (サービス内容) へ詳しいお知らせがありますのでご覧ください。
「掛け軸・和紙アート展」
GALLARY「紙のたかむら」にてアート展をいたします
10/1 ~ 10/16 am11:00 ~ pm6:45
(最終日はPM5:00まで)
*定休日は店舗の休業日10月3日になります
新しい試みの【Kakejiku-Washiart】展へどうぞお越しください
この展覧会は終了しました